(手作り生麩(黒ごま)とたけのこのさっと炊いたん)

生麩好きは意外と多い。あのもちもちふんわりの優しい食感は、しばしば女の子を虜にします。
でも生麩は意外と高い。スーパーで見ても、小さな塊が数百円。日常で、気軽に手を出せる食材ではありません。

ある日のTwitterにて。パン屋の @chibipoppo ちゃんとこんな会話が繰り広げられ、夢の食材生麩作り=第1回こなもの部活動が実現したのです。


awayuki生麩を大人買いしたい。

chibipoppo生麩を大人食べしたい。

awayuki@chibipoppo したい!!!

chibipoppo@awayuki 生麩つくりたい。

awayuki@chibipoppo 作りたいー!いろんな味のやつ作ってみたいです。結婚式一段落したら、もしよかったらうちでやってみませんか?

chibipoppo@awayuki きゃー!!やりたい!!よもぎ、粟、ごま…


計画の実行は4月24日。chibipoppoちゃんが仕事上がりの土曜午後からスタート。
途中、昼ビールや持ち寄ったレシピ本(ケーク・サレ vs 焼き菓子)の妨害工作に耐えながら、強力粉を一心に、ただひたすらこねてこねてこねて、なめらかになったら今度は晒し布に包んで水の中で揉んで揉んで揉んで。ふたりがかりでかなり頑張って完成させました。

苦労の末に出来上がった生麩はもちもち。完全に売っているものと同じ…とまではいかなかったのですが、それでも初めてにしてはかなり完成度の高い生麩でした。お餅やお団子の食感でもないし、乾燥麸ともちがう。それに練りこんだ黒ごまや青海苔の香りがとっても効いていて。自分たちで手塩にかけて育てた(笑)こともあって、感動もひとしお。

出来上がった生麩は、chibipoppoちゃんと天ぷらにして楽しみました(揚げ物に夢中だったので写真撮ってない…)。

他にも野菜を色々揚げたり、ごはんもあったので、食べきれなかった分は山分けに。
一番最初にある写真の、煮たのは翌日(=今日)に家のおかず用にアレンジしたものです。揚げたのとまた違って、優しい食感とだしとのハーモニーが最高でした。

さて、今回のこなもの部で面白かったのは、グルテンをこの目で見て、触ることができたこと。
ふたりとも食べ物好きなのは勿論なのですが、作ること自体や、素材への探究心もかなりあるツワモノぞろいです。今回の目的は半分くらいは小麦粉に潜むグルテン(たんぱく質、粘りのもと)の存在を確かめてその性質をダイレクトに感じたかったというのがあったので、その点に関してはかなり満足しました。

そして、最終的に、結論。
『生麩が高いのはしょうがない』
材料はシンプルながらかなり手間がかかるものだということが分かりました(機械でこねれば早いのかも知れないけど)。
それでもやはり好きな食材であることには変りないし、手作りのおいしさも忘れがたいものがあるので、また挑戦してみたいと思ったのでした。